専業主婦の人間関係

ご近所づきあい

近年、ご近所付き合いと言うものが無くなったと良く耳にする。しかし、完全になくなったわけではない。特に、専業主婦家庭においてはご近所付き合いが非常に重要なものである事は言わずと知れた事実である。ご近所づきあいの悩み一例

集合住宅に住む主婦は、隣家や階下の住人への気配りを忘れない。小さな子供が居る為、足音などの騒音には注意し、出来るだけ外で遊ばせるようにしていると言う。また、自分がどこかへ旅行に行った際には、近隣住人へのお土産を忘れずに持っていき日頃迷惑をおかけしている事を詫びるのだと言う。

しかし、そこまで気配りの出来る主婦ばかりではない。上階に小さな子供の居る階下に住む主婦は、昼夜を問わない足音や物音の騒音に悩まされ、トラブルにならないようにと管理会社を通して注意を促そうとした。ところが、管理会社が全く対応をしてくれない。話を聞くと、どうやら上階の住人はマンションオーナーの娘夫婦らしい。だから注意はできないととんでもない理由で断られたと言う。仕方なく、本人が上階を訪れ少しだけ生活音に気をつけてくれないかと話をしたところ、その住人は「音の原因は我が家ではない」と完全否定したうえに、階下の住人をクレーマー扱いしたのだ。

こういったトラブルは集合住宅に限らず発生する。閑静な住宅地の一軒家に住む主婦も隣家トラブルを防ぐ為に、ゴミ捨てや町内会の清掃、町内会イベントには相当な気を使いながら参加しているのだ。専業主婦ゆえに、時間に余裕がある事が分かっている為、そうそう欠席する訳にはいかないのだ。欠席を理由に町内会中でどんな影口を言われるかわからない。専業主婦達は日々の穏やかな暮らしを守る為にも、ご近所付き合いに神経をすり減らしているのである。