専業主婦の基礎知識

専業主婦の仕事と一日

専業主婦の主な仕事といえば、家族全員分の炊事に洗濯、掃除、買い物が基本である。しかし、専業主婦の一日は置かれている環境によっても様々であるが、意外と忙しいのである。

まず、要保育と要介護者を持つ専業主婦の一日は、前述の家事に加え当然の事ながら、育児と介護にかかる負担が増える。特に目の離せない乳幼児期の子供や、自分の事を何も出来ない要介護者に至っては、食事や着替え、身だしなみや入浴、下の世話まで全てしなければならない。その為、洗濯ひとつとっても、干したはいいがたためずに部屋に干したままという状態や、朝食の後片付けが終わらずに夕方を迎えてしまうなど、自分の事は愚か、通常の家事すらまともに出来ない状態となることも多い。

次に忙しいのは、就学児童を持つ専業主婦である。経済的な余裕さえあれば通学以外に学習塾や習い事をさせる事も多く、その送り迎えや宿題の手伝いなどで多忙を極める。ただし、乳幼児や要介護者を持つ専業主婦に比べると、子供が通学している時間帯に家事をこなしたり、空いた時間を自分の趣味の時間にあてるなどある程度の自由が効く。

最後は、育児が終わり介護の必要のない専業主婦の一日。基本の家事は午前中には終わってしまい、夕飯の支度までは自由時間という理想的な生活を送っている。しかし、これはあくまで経済的な余裕がある場合である。経済的な余裕がなければ、空いた時間に働かざるを得ず、この場合時間的余裕もなくなってしまう。家事は本格的に取り組もうとすれば意外にもそれは膨大な仕事量となる為、多くの専業主婦は程よく手抜きをしつつなんとか自分の時間を作っているのである。