専業主婦の基礎知識

専業主婦の種類

日本の専業主婦の人口は、全人口の1割にあたる1200万人とも言われている。専業主婦は他の職業と違い同じ専業主婦業であっても、それぞれの置かれている立場や環境が異なる事が多い。ここでは、専業主婦の種類について述べていく。

まず、専業主婦の中でも一番理想とされる子供のいない、もしくは子供が全員独立した世代の専業主婦。子育てにかかる時間が無い為、一番自分の自由な時間が持てるのがこの世代である。また、扶養範囲内でパートタイマーとして働き、収入のある専業主婦となることが可能な世代でもある。次に、乳児、未就学児童のいる世代。この世代は主に子供中心の生活になり、家事も満足に出来ない、自分に費やす時間も少ない世代である。次の世代は、就学児童を持つ世代である。子供の学年が上がれば上がるほど子供にかける時間は減ってはくるものの、教育や進学に関わる仕事と支出が増えてくる世代である。そのため、空いた時間で扶養範囲内での仕事を始める人も多い。

育児がひと段落すると次は介護だ。介護の必要な両親または義父母を持つ世代は、乳児期同様、介護中心の生活となり自分の時間は著しく減ってくる。育児の終わった後、空いた時間で働きに出たものの、介護の為に再び専業主婦に戻るというケースも少なくない。

最後は、専業主婦を希望してなった人とそうでない人。通常、職業というものは自分でその職業に就くか就かないかを決められるものであるが、専業主婦業に関しては、自分の意向だけでは決められない事も多々ある。結婚相手が専業主婦を望んだ場合、育児や介護の為にどうしても専業主婦とならなければならない場合、再就職が難しい場合などは、本人の意思とは関係なく専業主婦にならざるを得ないのである。