専業主婦の仕事と収入

夫の収入

専業主婦の社会的地位は、時に夫の収入により決まる事がある。社長夫人や医者の妻など、同じ専業主婦でも扱いは変わる。

夫の平均的収入は43歳男性で538万円だという。夫の収入が低ければ専業主婦とはいえ、教育費のかかる子供を育てている家庭では、家計を助ける為にパートに出て収入を得なければならない。それでは夫の収入がいくらなら、妻は働きにでなくてよい、本当の専業主婦になれるのだろうか?

一般的に高収入と言われる1000万円の収入がある家庭では、専業主婦の生活は理想形に近くなる。たとえば、子供は有名私立校に通い、複数の習い事教室にも通わせ高度な教育を受けさせる事が出来る。妻は、子供の教育と家事に専念する事が出来、空いた時間は友人達とのお茶やランチ、自分の趣味の時間に充てられる。もう家計の為に働きに出ようとは思わなくなるだろう。

一方、平均年収額並みの家庭ではどうだろう。夫の収入だけでは家計が追い付かず、それでも子供にはそこそこの教育を受けさせてあげたいと、習い事や教育費を稼ぐ為に働きにでなければならない。しかし、専業主婦であるがゆえ、家事をおろそかにする訳にもいかない。これではフルタイムで働くのは難しい。パートタイムで働き、扶養内の稼ぎでなんとか家計をやりくりするのだ。専業主婦とは名ばかりの、仕事もしながら家庭を両立させなければいけない、超多忙な毎日で自分の時間などなくなる一方だ。それでも、夫は「専業主婦なのだから」と家事は一向に手伝う気配はない。これでは専業主婦は報われない。