育児と介護

お習いごと

世の中には子供の為のたくさんの習い事教室がある。進学の為の学習塾、外国語教室、音楽教室、バレエ教室、武道・武術教室、スポーツ教室、伝統文化教室、そろばん教室、などジャンルは様々で最近では演劇・芸能教室といったものまで存在する。この中から、愛するわが子にあった習い事を探すのは至難の業である。

小学生の子を持つ専業主婦は、たくさんの事を経験させてあげたいと、週に5日はそれぞれ違う習い事へ通わせている。月曜日はそろばん、火曜日は水泳教室、水曜日は学習塾、木曜日はバレエ教室、金曜日は英会話教室と子供とは思えないほど多忙な毎日を送らせている。そして、もちろん、専業主婦である母親が全ての習い事の送り迎えもしているのである。5つの習い事の中で、どれか一つでも華をさからせてくれたら嬉しいと教育に熱心なのはわかるが、夫からは子供らしく遊ぶ時間が少ないのではと指摘され、夫婦喧嘩の原因となる事もしばしば。

習い事によっては家庭での宿題も出される。学校の宿題と合わせ、専業主婦である母親はその宿題の面倒も見なければならない。日々の家事の合間にお教室への送り迎え、宿題の対応と、専業主婦は本当に忙しい。全ては子供の為。高い御月謝を払って習わせているのだから簡単に休ませる訳にはいかない。母親もまた休むわけにはいかないのである。しかし、これほどまでに頑張って通わせ、子供に投資したのに、大人になってみたら何も身についていなかったと言う悲しい現実もなくはない。