育児と介護

しつけと教育

育児と介護がどれだけ大変か知っているのはこの世で経験者だけであろう。苛酷なまでに相手の時間に合わせて生活をしなければならない体力勝負の仕事なのだ。

子供が生まれた日から、育児に追われる日々が始まる。3時間おきの授乳は寝不足との戦いである。大泣きと共に訪れるおむつ替えに寝かしつけ。子供が大きくなれば食事をたべさせてやり、歯磨きをしてあげ、お風呂にも入れて、着替えをさせてあげなくてはならない。

動き始めれば家の中では飽き足らず外遊びが始まる。お散歩するのも小さなその足でよちよち歩くので、近所のスーパーへ買い物に行こうにも普段の5倍は時間がかかるのだ。何も出来ない要介護者を抱えている場合もほぼ変わらない1日を過ごしているであろう。

とにかく手のかかる育児や介護の合間に家事をこなすも追い付かず、ソファに横たわりテレビを見て寛いでいる夫からは、「食事の支度はまだか」「日中は一体何をやっているのだ」と心ない言葉に心をかき乱される。余りの忙しさに、心の余裕はどこかへ消えてしまうのでこういった夫の言動が発端で大喧嘩が勃発するのである。

育児も介護も専業主婦ならやって当然と全てを任される事も多い。しかし、育児や介護程、誰かの助けが必要な仕事は無い。育児疲れや介護疲れからあってはならない悲しい事件が起こってしまうのがそれを表している。決して1人で抱え込む事をせず、周りのサポートを受けながら育児と介護をしていく事が、夫婦円満、家族円満の秘訣であろう。